三線の手入れ方法
このページでは三線の手入れ方法について紹介していこうかと思います。
一般的な手入れの方法
・演奏後はウマをはずし、棹は、乾いた柔らかい布で拭きましょう。
・人工皮、二重張三線は、乾燥や湿気を避けていれば特別なお手入れは必要ありません。
・蛇皮一枚張りは冬場の乾燥に弱いので、表面の渇きが気になるときには、蛇油またはハブ油を皮に直接軽く塗るのが良いでしょう。
蛇油やハブ油が無い場合は、ハンドクリームを手に塗った後、皮をなでるように塗り付けるだけでもOKです。?二重張でも、乾燥が気になる場合には、同様の手入れを行ってもよいでしょう。?どちらも軽く塗る程度でよいので、油(クリーム)のつけすぎには注意してください。
一番よいお手入れは、毎日少しでも弾くことです。?皮に刺激が与えられて柔軟度が増し音もよくなります。
蛇皮について
蛇皮の三線を手入れしていて鱗(ウロコ)が取れた!という方もいるかも知れませんが、それは鱗(ウロコ)ではなく、鱗の上についてる「薄皮」なんです。
これが綺麗に剥がれ落ちてから蛇皮の乾燥が進み、音が良くなっていきます。ですから、特に気にしないで大丈夫です。?鱗(ウロコ)自体がめくれ上がってきても同様です。これは、蛇皮が乾燥が進み、だんだんいい音になってきている証拠です。
購入直後に胴部分の一部に色ムラがあるように見える場合は、鱗の薄皮が剥がれ落ちて蛇皮の本来の色になっているのだと思いますので、この場合は上に書いた理由ですので心配いりません。
保管方法について
保管するときはウマをはずします。
人工皮、本蛇皮ともに、直射日光や冷暖房の風が直接当たる場所、高温多湿、乾燥しすぎる場所を避けて保管してください。?しばらく弾かないとき、ケースに入れっぱなしにするのは避けましょう。
三線立て(ギターなど他の楽器用のものでも可)に立てておくか、壁にフックなどを取り付け、カラクイにひもをひっかけてフックに吊り下げるなどの方法でおいておくと、不用意に倒して傷をつけたりカラクイを折ったりしなくてすみます
なぜ湿気や乾燥がいけないのか
三線の棹や胴(チーガ)の枠は木製なので、乾燥や湿気で劣化します。?たとえば木製のたんすの引き出しが夏と冬で開け閉めのしやすさが変わるように、木材は湿度に多かれ少なかれ影響を受けるのです。?具体的には、極度の乾燥はひび割れの原因になり、高湿度はゆがみ(反りや曲がりなど)の原因になります。棹の変形によって、音がシャカシャカ不快な音で響くようになったり、正しい位置で絃[チル]を押さえても音が正確に鳴らなくなったりします。
また蛇皮も、乾燥により亀裂が入ったり、湿気を含んで音が悪くなったりするなどの影響が出ます。乾燥と湿度の高い状態に交互におかれると、皮が伸縮を繰り返していたみが早まることにもなります。
とくに一枚張では湿気や乾燥は確実に破損(ひびや破れ)を早めますので、気をつけてください。